くすぶる燈心(イエスのたとえ話31)
イザヤ42:3
A 光・あかり・ともしび
○太陽・・・それ自体が発光体
○月・・・・表面はデコボコ 温度差 反射光
○灯心・・・「あかり」はみことば 「油」は聖霊 「灯心」は人間性
B あかりのたとえ
○マタイ5:15~16 枡の下
→燭台の上に(箴言11:1 20:10, 23)家にいる人々全部を照らす
○マルコ4:21~23 枡の下・寝台の下
→燭台の上に(Ⅱテモテ3:16~17)隠れているものは現れる
○ルカ8:16:17 器で隠す・寝台の下→燭台の上に(ヨハネ5:38,43)
入ってくる人に光が見える
隠れているものは露わになる
・明らかになるものはみことば(レビ24:1~4)
・燭台は1タラントの純金を打って作る(出エジプト25:31~40)
・試練を経て練り上げられたイエスの人格の栄光そして、キリストと教会の
一体(民数記8:2~4)
C くすぶる燈心
○光を委ねられた人間性の弱さ 小ささ はかなさ 頼りなさ
○いたんだ葦と対の表現
○主はどんな方か・・・わたしの支える わたしのしもべの描写(イザヤ42:1)
「主は、~折ることなく、消すことがない」
cf 「人間は考える葦である」
D 聞く耳のある者は聞きなさい
○たとえは聞き手を選別する(Ⅰペテロ4:17)
○みことばの有効性を決定するのは語り手ではなく聞き手
○あかりの話なのに「見る」のではなく「聞く」ことが強調されている